2011年6月25日土曜日

江口愛実は企業のネット文脈耐性を試してているのではないか


ブログ引っ越しして、はじめてのエントリーです。前回までのブログは
ソーシャルって何よ?を今日も徒然と考えるです。
(引越し理由は大人の事情とか、これと言って深い理由はなくて、単純に飽きたからです。ハイ)





江口愛実実在する人物か?それともCGか?が話題になったグリコ「アイスの実」のテレビCM。


ネット上では賛否両論が繰り広げられたようですが、
今回のCMは、これから企業が、どこまで「ネット文脈」に耐えられるかが試されたCM
なのかなと個人的には感じました。
試しにどんな感じでクチコミされているのかブームリサーチで調べてみました


件数もさることながら、ポジネガ分析のネガの割合は注目すべきところなのかもしれないと思っていたりします。
このクチコミのボリュームでポジ:ネガ=35:12は、感覚的には結構ネガティブの割合が多いかなと。
ネガティブなコメントとしては「ファンを騙した」とか「話題になれば何でもOKなのか」的な発言がみられました。


※今回のクチコミ分析はブログです。Google先生のリアルタイム検索で、twitterのクチコミ数を調べたところ、
  ピーク時で2・3秒に1回はツイートされている感じでした。


これを炎上とみなすか否か、これは企業によって意見が様々で、
仲良くさせて頂いている広告主側の数人に聞いても賛否両論でした。
ただ個人的な意見としては、「ウェブはバカと暇人のもの」の著者の中川さんの言葉を借りると、「ネットの住人達に遊んでもらうことに成功した」という認識です。
先日の宣伝会議フォーラムで、中川さんがこんな事をおっしゃっていました。
皆が炎上だと思っている事の大半は、実は炎上ではなくて 「遊んでもらっている」だけである。ブランドの世界観が壊れるとか言う担当者は笑っちゃうよね
本気で口説くのなら、かっこいいことばっかりではなく、笑わせたりしなきゃ! 
      イジラれてなんぼ。三枚目になろう。 
(もしかしたら、一緒に登壇された高広さん、エステー宣伝部長の鹿毛さんの発言かも・・・)

実際に仕掛け人であるクリエーターの中尾氏も「彼女の存在を遊びとして楽しんでもらうのが狙い」
発言しています。


今回のアイスの実然り、スーパー、コンビニ、ドラッグストアの店頭に置いてある商品の
8割(多分これ位だった・・・)は店頭で購買の意思決定をされていて、
だからこそ純粋想起率が重要で、接触頻度がマーケティングの重要課題になります。
しかし、マザー・テレサの「愛の反対は無関心である」という言葉に象徴されるように、
生活者は驚くほど無関心で、脳科学者の調査では「人間の行動の85%は自動操業」らしいです。



だからこそ、人の言の葉にのっかって、会話のネタにしてもらう事が重要で、
それ故にソーシャルメディアは可能性を秘めているのだと思いますが、高広さんの
      「ソーシャルメディアマーケティングは、ネタ作りが全て。」
という発言にもあるように、もう本当にネタ作りが重要で、
トライバルメディアハウスで支援させて頂く際も、正直ここには相当な時間を割いています。


そしてネットで話題になる要素は、先程の中川さんは主体の人気度×突っ込み所×時流と表現されているように、
ある程度遊びの要素が必要なのかなと思います。

煽るつもりは全くないですが、これから企業がマーケティングをする際に、
ソーシャルメディアが選択肢に入ってくる事はますます増えていく中で、
こういった所謂「ネット文脈」への耐性があるか否かが、
分かれ道になるような気がしていています。


もうこれは完全な妄想、もしくは勝手な思い込みですが、今回の一連の施策は
「ソーシャルメディア上で話題になりたいのであれば、これ位の度胸ないとね」という、
ある種挑発にも似たメッセージが込められている気がしています。

追記
ブログ公開後、twitterを見ていたら、加藤公一レオさんのツイートで
φ(゚Д゚ )フムフム…と思ったツイートがあったので、メモ追記です。


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