どこかで聞いた事があるようなタイトルですが(笑)
人間の脳みそや人体って、「まぁ食ってはいけるよね」という
時代に形勢されて、そこから本質的な所は変わっていなくて、
冷蔵庫に食べ物を保存する程、過剰にモノや金が余る事は
想定されてなかったから、その余り物をどう使えば良いのか
分からなくなっているのが現在で、
だからこそ今「消費の」クリエイティブが
求められているのではないかと思っています。
流通や貯蓄の発明など、所謂「生産」の発明ではなくて。
-------------------------
人間は本当にその頃から変わっていないのか?
-------------------------
アメリカで「なぜリーマンショックが起こったのか」議論が起こった際に、結論の1つとして「マネーイリュージョン」と
結論づけられたのはその象徴だと思ってます。
マネーイリュージョンとは何か?
たとえばインフレ率が2%で、お給料が3%上がると、1%の得
反対にデフレになったときに、
デフレで物価が3%下がったからお給料2%下げますと聞かされたら、
実質はまったく同じ1%の得なのに、世界中どこで実験しても、
前者が良いと答えてしまいます。
理屈ではわかっていても、人間の頭では、
本能的に給料が上がったほうがいいと考える。
脳にとって、直感を司る右脳にとって、「快か」「不快か」だけで、
理屈や計算が全く働かない状態で、
直感で物事やが判断されてしまう。だから、
サブプライムという人間の脳みそでは処理しきれない
複雑な金融商品が、「本能によって」取引されるという結果に
陥ってしまったと、結論づけられています。
これは石器時代の人間の判断基準とほぼ変わらなくて、
例えば動物の死骸が転がっていたとして、
「うまい肉が転がってる」と思うと脳が快感を感じるし、
「もしかしたら腐ってるかもしれなくて、そして死んでしまうかも」と思うと
脳が不快になる。結局両者のバランスで食うか否かの判断していて、
当時の思考回路とサブプライムを買う人間の思考回路は
さほど変わらないと言えるかと思います。
------------------------
脳みそは今の「余剰の時代」についていけない
------------------------
上記のような人間の思考回路が形成された当時は、
どんな時代かと言えば、150人位の集団を形成し、
全員の食料ぐらいはまぁなんとか確保できるよねっていう時代。
現代のように、冷蔵庫にものを保存する程食材が余るという事態を
想定していない構造になっています。
脳みそに感情があったとしたら、間違いなく混乱している状態。
だからこそ、今は消費の「仕方」のクリエイティブが求められてるんだと思ってます。
消費のクリエイティブで必要なことの結論としては、
ミラーニューロンを働かせることなんじゃないかなって思います。
ミラーニューロンとは動作や感情をコピーすることができる
神経細胞の事で、簡単に言ってしまえば、相手の立場で考えられる神経。 今回の話で言えば、とことん消費者の立場で考えるという事かなと。
すっごい当たり前すぎる事ですが、
買う側の気持ちを忘れたヒトに、混乱している消費者の脳みそを理解し、
購買させる仕組みを構築出来るはずがなくて、
これが忘れられている場面に遭遇する
機会が非常に多い気がしています。(自戒を込めて)
会社に入って始終、モノを売ることばっかりを考えていると、
モノを買う時の事を忘れるんじゃないかなと。
例えばFacebookページを立ち上げたいというご要望を頂いた際に、
「ファンと会話をしたい」という事を言われます。
ただ1人の消費者としての感覚で考えた際に、
自分がファンと言える商品・企業が果たして幾つあるか?
個人差はあるかと思いますが、ボク個人が思いつくのは「アシックス」くらい。
それも陸上に明け暮れていた時代、靴を特注をしていて、
その職人芸とも言えるプロフェッショナルな仕事ぶりを目の前で見ていたという
特殊な体験があったからこそ。
さらに仮にアシックスのFacebookページがあったとして、
そこで自分がアシックスについて会話をしたいかと言われると、そうとも限らない。
「では、そいいう低関与な消費者という事を前提にして
どのようなマーケティングコミュニケーションを考えるべきか」
そういう1人の消費者として当たり前の感覚を維持しながら、
マーケティングコミュニケーションを考える事。
トライバルメディアハウスに転職してもう直ぐ1年になるが、
この事は徹底的に教えてもらったと思います。
そしてそのことを忘れない為に、トライバルメディアハウス20訓の1つに
「人の二倍働き、人の二倍遊ぶ。全てが仕事で、全てが遊びである。」が
明記されていると、少なくとも自分はそのように考えています。
転職してもう直ぐ1年。最近頭でっかちと言われる事が増えてきたが(笑)
あくまで1人の消費者としての感覚を大事にしながら、
混乱する脳みそと対峙しながら、消費のクリエイティブに挑戦していきたい。
結構難しいテーマだと思いますが、だからこそこの世界がボクはすきです
人間の脳みそや人体って、「まぁ食ってはいけるよね」という
時代に形勢されて、そこから本質的な所は変わっていなくて、
冷蔵庫に食べ物を保存する程、過剰にモノや金が余る事は
想定されてなかったから、その余り物をどう使えば良いのか
分からなくなっているのが現在で、
だからこそ今「消費の」クリエイティブが
求められているのではないかと思っています。
流通や貯蓄の発明など、所謂「生産」の発明ではなくて。
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人間は本当にその頃から変わっていないのか?
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アメリカで「なぜリーマンショックが起こったのか」議論が起こった際に、結論の1つとして「マネーイリュージョン」と
結論づけられたのはその象徴だと思ってます。
マネーイリュージョンとは何か?
たとえばインフレ率が2%で、お給料が3%上がると、1%の得
反対にデフレになったときに、
デフレで物価が3%下がったからお給料2%下げますと聞かされたら、
実質はまったく同じ1%の得なのに、世界中どこで実験しても、
前者が良いと答えてしまいます。
理屈ではわかっていても、人間の頭では、
本能的に給料が上がったほうがいいと考える。
脳にとって、直感を司る右脳にとって、「快か」「不快か」だけで、
理屈や計算が全く働かない状態で、
直感で物事やが判断されてしまう。だから、
サブプライムという人間の脳みそでは処理しきれない
複雑な金融商品が、「本能によって」取引されるという結果に
陥ってしまったと、結論づけられています。
例えば動物の死骸が転がっていたとして、
「うまい肉が転がってる」と思うと脳が快感を感じるし、
「もしかしたら腐ってるかもしれなくて、そして死んでしまうかも」と思うと
脳が不快になる。結局両者のバランスで食うか否かの判断していて、
当時の思考回路とサブプライムを買う人間の思考回路は
さほど変わらないと言えるかと思います。
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脳みそは今の「余剰の時代」についていけない
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上記のような人間の思考回路が形成された当時は、
どんな時代かと言えば、150人位の集団を形成し、
全員の食料ぐらいはまぁなんとか確保できるよねっていう時代。
現代のように、冷蔵庫にものを保存する程食材が余るという事態を
想定していない構造になっています。
脳みそに感情があったとしたら、間違いなく混乱している状態。
だからこそ、今は消費の「仕方」のクリエイティブが求められてるんだと思ってます。
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消費のクリエイティブで必要なことは、みんなトライバルメディアハウスが教えてくれた
-----------------------------------消費のクリエイティブで必要なことは、みんなトライバルメディアハウスが教えてくれた
消費のクリエイティブで必要なことの結論としては、
ミラーニューロンを働かせることなんじゃないかなって思います。
ミラーニューロンとは動作や感情をコピーすることができる
神経細胞の事で、簡単に言ってしまえば、相手の立場で考えられる神経。 今回の話で言えば、とことん消費者の立場で考えるという事かなと。
すっごい当たり前すぎる事ですが、
買う側の気持ちを忘れたヒトに、混乱している消費者の脳みそを理解し、
購買させる仕組みを構築出来るはずがなくて、
これが忘れられている場面に遭遇する
機会が非常に多い気がしています。(自戒を込めて)
会社に入って始終、モノを売ることばっかりを考えていると、
モノを買う時の事を忘れるんじゃないかなと。
例えばFacebookページを立ち上げたいというご要望を頂いた際に、
「ファンと会話をしたい」という事を言われます。
ただ1人の消費者としての感覚で考えた際に、
自分がファンと言える商品・企業が果たして幾つあるか?
個人差はあるかと思いますが、ボク個人が思いつくのは「アシックス」くらい。
それも陸上に明け暮れていた時代、靴を特注をしていて、
その職人芸とも言えるプロフェッショナルな仕事ぶりを目の前で見ていたという
特殊な体験があったからこそ。
さらに仮にアシックスのFacebookページがあったとして、
そこで自分がアシックスについて会話をしたいかと言われると、そうとも限らない。
「では、そいいう低関与な消費者という事を前提にして
どのようなマーケティングコミュニケーションを考えるべきか」
そういう1人の消費者として当たり前の感覚を維持しながら、
マーケティングコミュニケーションを考える事。
トライバルメディアハウスに転職してもう直ぐ1年になるが、
この事は徹底的に教えてもらったと思います。
そしてそのことを忘れない為に、トライバルメディアハウス20訓の1つに
「人の二倍働き、人の二倍遊ぶ。全てが仕事で、全てが遊びである。」が
明記されていると、少なくとも自分はそのように考えています。
転職してもう直ぐ1年。最近頭でっかちと言われる事が増えてきたが(笑)
あくまで1人の消費者としての感覚を大事にしながら、
混乱する脳みそと対峙しながら、消費のクリエイティブに挑戦していきたい。
結構難しいテーマだと思いますが、だからこそこの世界がボクはすきです
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